まずはじめに
「育休取ってみたいけど、会社に迷惑かけるからな…」とほとんどの男性は躊躇すると思います。
育休が取れない理由アンケートでも常に上位に来る問題です。
でも大丈夫!
男性であるあなたが育休を取ると、会社が国からお金がもらえます!
両立支援等助成金制度 という厚生労働省の制度です。
迷惑をかけるどころか、むしろWin-Winな関係を築くことさえも可能です。
両立支援等助成金制度とは
子育て支援のための国の政策です。以下の6つのコースからなります。
- 出生時両立支援コース
- 介護離職防止支援コース
- 育児休業等支援コース
- 再雇用者評価処遇コース
- 女性活躍加速コース
- 事業所内保育施設コース
今回はこの中の1.出生時両立支援コースについて解説します。
男性の育児休暇取得を推進!出生児両立支援コース
男性に育児休暇を取らせた事業主に対して、国から補助金が支給されます。すごいですね〜。日本もがんばってますね。
もらえる金額は?
1人目の育休取得
中小企業:57万円
中小企業以外:28.5万円
2人目以降の育休取得(過去に育休取得者がいる会社)
育休5日以上 :14.25万円
育休14日以上 :23.75万円
育休1ヶ月以上 :33.25万円
2人目以降になると結構下がります。まだ男性の育休の前例がない会社の方が、事業主のもらえるお金は多くなります。
もらえる主な要件は?
①男性が育休を取りやすい職場づくり
会社が従業員に対して「男性も育休取りなさいよー」とアナウンスしてあることが要件です。
部下が管理職に「子供が出来ました」って報告してきたら、その管理職は「おめでとう、育休はいつ取るのかね?」と言ってあげるといいですね。
②連続14日以上の育休を取得すること
子供が産まれたあと、8週間以内に育休を開始し、連続14日以上とることが要件になります。ただし中小企業は5日以上でOK。
5日なら、まぁ夏休み取らせるぐらいの感覚なので、頼めば社長も嫌な顔一つせず、大喜びで取らせてくれるんじゃないでしょうか。
まとめ
男性が育休をとれるように、国の政策もだんだんと良くなって来ています。今では最長2年育休とれるようになりましたし。
この制度もこれからどんどん個人にとって良くなっていくはずです。
みんなで育休取りましょうー!