鎌倉シャツのノンアイロンワイシャツをオーダーメイドで作ってみた①ネットで完結!オーダー編

こんにちは!筋トレ薬剤師もみです。

サラリーマンなら毎日ワイシャツを着ますよね。

でも既製品のシャツはサイズがピッタリとはいかず、自分のサイズに合っていないシャツを我慢して着ている人も多いかと思います。

 

「自分にぴったりのオーダーメイドシャツが欲しいなぁ。」

「毎日のアイロンがけが面倒くさいなぁ。」

「クリーニングに出すのも面倒くさいなぁ。」

ノンアイロンのオーダーメイドのシャツが欲しいなぁ。」

 

そんな方におすすめしたい、鎌倉シャツのノンアイロン生地で作れるオーダーメイドシャツをご紹介します。

実際に買ってみた僕が詳細レビューいたします。

実店舗にはいかず、全てネットで完結でオーダーメイドシャツを作ってみました。

 

オーダーメイドでノンアイロンシャツが作れる会社3つ

ググったところ、オーダーメイドシャツを購入できるサイトは結構あるんですが、ノンアイロンをうたっている生地の取り扱いのある会社は3つしか見つけられませんでした。(2019・06時点)

  1. 鎌倉シャツ 10,580円(税込・送料込)綿70%・ポリエステル30%(メーカー公式では「アイロンは気になるところだけ」と言っています。)
  2. SOLVE 5,998円(税込・送料込)綿100%
  3. FABRIC TOKYO のANY WEAR 10,800円(税込・送料込)綿100% 貝ボタンはプラス1,000円

2つ目のSOLVEは完全にネットで完結ですが、鎌倉シャツ、FABRIC TOKYOは店舗でサイズを測ってもらうことができます。

今回は1つ目の鎌倉シャツでシャツを作りました。

鎌倉シャツを選んだ理由

以上3つの候補の中から鎌倉シャツを選んだ理由は、単純に「使い慣れている」という理由でした。

すでに既製品を持っているので、サイズ感や素材感がだいたい分かるので安心でした。

あとはボタンがプラスチックではなくて、標準で貝ボタンなのも好印象です。

 

鎌倉シャツの既製品では、

  • 標準の綿100%
  • 綿70%/ポリエステル30%
  • 綿50%/ポリエステル50%

と3種類試したことがあります。

 

SOLVEは 5,998円(税込・送料込)とお安くて惹かれたのですが、「オーダーメイドでこの値段は品質が心配」ということで今回は選択しませんでした。

1度試してみたいところです。

 

FABRIC TOKYOは貝ボタンに変更で11,800円(税込・送料込)と1番高くなっちゃうんですが、綿100%でノンアイロンというのは魅力です。

見た目と着心地、防シワ性のバランスがどれくらいなのか、是非試してみたいところです。

 

鎌倉シャツとは

鎌倉シャツ公式HP

『上質なシャツを低価格で提供したい』というコンセプトを持っていて、5,900円〜(税抜)とは思えない高品質のシャツを提供してくれる、素晴らしいシャツ屋さんです。

実店舗に加えオンラインでの購入も可能です。

パターンオーダーシャツは9,800円から、納期は約2週間(はやい!)で作成可能です。

実店舗、オンラインどちらでも注文できます。

 

ネットで完結!購入までの流れ

オーダーメイドシャツ注文の実際の流れを説明していきます。

サイズ選択の目安と、僕がどれぐらいカスタマイズしたかも例として記載していくので、参考にしていただければと思います。

(2019年6月時点の情報です。商品は変更になっている可能性があります。)

 

生地を選ぶ

まずは生地を選びます。

鎌倉シャツのノンアイロン生地は「TRAVELER」です。

生地のブランドは「TRAVELER」を選択し、絞り込みます。

 

白シャツで選べる生地(編み方)は

  • ピンポイントオックスフォード
  • ツイル

の2種類でした。

ドレスシャツの代表である「ブロード」はありません。

たぶんシワになりやすいから難しいんでしょう。

ピンポイントオックスフォードの特徴

  • オックスフォードより糸が細い。
  • きめが細かく上品。
  • 厚みとハリがある。
  • シルキーな肌触りで心地よい。
  • 通年でも着られる。
  • 通気性がよい。
  • シワがつきにくい。

ツイルの特徴

  • 生地に厚みがある。
  • シワがつきにくい。
  • 肌触りはつるっとしていて滑らか。
  • やわらかく伸縮性がある。
  • 風を通しにくく、保温性がある。

参考:生地一覧/鎌倉シャツHP

 

今回選んだ生地はこちら↓↓

¥10,584(税込)

品番:M101S0115P

素材:パルパー

生地:ピンポイントオックスフォード

今回は「通気性が良い」という理由でピンポイントオックスフォードを選択しました。

購入が6月だったので。。

参考:シャツ生地についてCAMICIANISTAhttps://camicianista.com/shirt-material/

ツイル生地とは藤掛株式会社https://fujikake21.co.jp/material/twill/

 

素材

素材はどちらもパルパーです。

パルパーとは?

  • 糸の中心がポリエステルで、外側を綿で囲っている糸。
  • シワがつきにくいポリエステルと、風合いの良い綿のいいとこ取り。

参考:繊維雑学http://kasen-uni.info/rare.html

鎌倉シャツの多くは綿100%ですが、ノンアイロンのTRAVELERシリーズは、綿の代わりにパルパーを使っています。

なので綿100%ではなく、綿70%/ポリエステル30%です。

 

ポリエステル混は見た目の耐久性が心配

綿+ポリエステルはシワが付きにくいのがメリットですが、見た目の耐久性が心配です。

以前に買った鎌倉シャツの「綿50%/ポリエステル50%」の混紡シャツは、以下の記事のようにすぐダメになってしまいました。

ポリエステル混紡形状記憶シャツの功罪

ポリエステルの毛玉が出来て、見た目の光沢が失われてしまったのです。

以前買った鎌倉シャツの「綿70%/ポリエステル30%」は気にならないレベルで、1年以上使えているのでそれぐらいならOKです。

 

シャツの形状を選ぶ

生地を選んだら、次にシャツの形を選びます。

鎌倉シャツの形状は大きく分けて2種類です。

  • クラシックフィット(クラシックなデザイン)
  • スリムフィット(身体のシルエットを強調したデザイン)

今回は「スリムフィット(ボタンダウン以外)」を選択。

30代以下の若者はスリムフィット一択でいいんじゃないでしょうか。

また、カジュアルになってしまう「ボタンダウン」は選択から除外しました。

華奢な方はボタンダウンが似合うようです。

参考:似合うワイシャツ、おすすめワイシャツは体型×襟型で選ぶ!

※NYサイズは、JPサイズをベースに裄丈・着丈を長く、ボディをひとまわり大きくしたモデルだそうです。体が外国人部隊なみに大きい人はこちらをどうぞ。

 

エリの形を選ぶ

次にエリの形です。

夏にノータイで使うなら、スプレッド(別名ワイド)かカッタウェイ(別名ホリゾンタル)が良いようです。

  • スプレッド(ワイド):オーソドックス。えりの開きは100〜120度。えりが程よくキレイに開いているので、首回りがスッキリして見える。
  • セミスプレッド:えりの開きは90度前後。
  • カッタウェイ(ホリゾンタル):新しく、現在流行中とのこと。えりの開きが180度近い。

えりの形の種類(鎌倉シャツHPより)

今回は試したことがないセミスプレッドをお試しでチョイスしました。

スプレッドより角度の狭い形です。

 

スプレッドもカッタウェイも、どちらかというと体格のいい人に似合うようです。

筋トレをがんばっていきましょう!

参考:似合うワイシャツ、おすすめワイシャツは体型×襟型で選ぶ!

 

ちなみにカッタウェイはスタイリッシュ過ぎて、お通夜やお葬式ではNGだそうです。

かっこいいので、持っていない人は是非試して欲しいです。

参考:ホリゾンタルシャツ(カッタウェイ)とは?~着こなし方とオススメのネクタイ~

 

カフス(手首)を選ぶ

カフスは以下から選択できます。

  • シングルカフス(一般的なボタンでとめるタイプ)
  • フレンチカフス(カフリンクス、カフスボタンを使ってとめるタイプ)
  • コンバーチブルカフス(ボタンがついているが、カフリンクスも使用できるタイプ)

ここはシンプルにシングルカフスを選択しました。

カフスの種類(鎌倉シャツHPより)

 

サイズを選ぶ

さあ、いよいよサイズをカスタマイズしていきます。

オーダーメイドシャツの醍醐味ですね。

基準サイズ選び

まず初めに基準サイズを選びます。

既製品のサイズを基準とし、そこから変更を加えていくシステムです。

鎌倉シャツのオーダーメイドではここがミソでした。

 

基準サイズ選択はバストサイズで選ぼう

ポイントはバスト(胸周り)のサイズで基準サイズを選ぶことです。

パターンオーダーである鎌倉シャツのオーダーメイドは、バストのサイズだけは変更できませんでした。

首周りや腕の長さは変更できるので、基準サイズはバストのサイズを見て決めると良さそうです。

バストサイズは実寸+15〜20cmで選びます。

大胸筋を強調したいなら+15cmを、これから大胸筋を大きくする予定の方は+20cmを選択します。

僕は実寸+17cmのものを選択しました。

筋トレがんばりましょう。

 

ネックサイズ

ネックサイズは実寸+2cmを選択します。

すき間に指2本が入るのがジャストサイズです。

僕は基準サイズ±0cmとなりました。

 

着丈

着丈は手持ちのシャツを参考に決めるのが良さそうです。

身長が180cm以上ある方は着丈は80cm以上必要です。

長い分にはさほど困らなさそうです。

僕は基準サイズ+2cmとしました。

 

桁丈(ゆきたけ)

腕の長さの部分です。

首周りと桁丈が最も重要だそうで、手持ちのシャツを参考にしつつ、実寸も測って決めました。

実寸+2〜4cmで選択します。

カフス(手首)でとめられるので、迷ったら長めを選択した方が失敗がないようです。

僕は基準サイズ+5.5cmとなりました。

 

カフス幅

手首周りです。

手首周りは実寸+5〜6cmが目安となります。

時計をする方の腕は逆に比べて+1cmします。

僕は時計をする左は基準サイズ+1cm、右は±0cmとなりました。

鎌倉シャツのカフス幅はボタンの中央からボタンホールの「中央」までの幅になります。メーカーによってはボタンホールの「外側」で表記している所もあったので注意してください。

 

ウエスト

ウエストは実寸+10cmが目安になります。

僕は基準サイズ-4cmとなりました。

既製品は腹回りが余ることが多いので、この辺がオーダーメイドで大きな差が出ると期待です。

 

肩幅

肩幅は実寸±0cmにします。

肩と腕のつけ根部分に、シャツの袖と見ごろの縫い目が重なればジャストサイズだそうです。

僕は基準サイズ-1cmとしました。

 

袖幅(そではば)

袖幅は±0cmか-1cmの2択です。

よくわからなかったので、僕は基準サイズ通り±0cmにしました。

 

サイズ選択まとめ

サイズ選択が終了しました。

基準サイズ(既製品サイズ)から、どれぐらいカスタマイズできたかまとめてみます。

変更したサイズまとめ

バスト ±0cm

ネック ±0cm

着丈 +2mc

裄丈 +5.5cm

カフス 左+1cm/右±0cm

ウエスト -4cm

肩幅 -1cm

「首で選ぶと袖が短い」「腕の長さで選ぶと首がブカブカ」「腹回りが余る」「ズボンからシャツが出る」ということで悩んでいた僕は、特に裄丈とウエストのサイズを大きく変更することになりました。

時計をする方の手首サイズを大きくできるのもオーダーメイドの利点ですね。

オプションを選ぶ

さあ、まだ終わりません。

オーダーメイドは大変ですね。

オプションを選んでいきます。

前立て

体の前の、ボタンがついているラインのデザインです。

前立の種類(鎌倉シャツHPより)

前立は好みでよいようです。(裏前立てはノータイだと殺風景という意見はあります)

僕はいつもの裏前立てを選択しました。

  • 表前立て 最近の主流。日本で最も一般的。堅実、カッチリな印象。
  • 裏前立て クラシック。イタリアやフランスのシャツに多い。開放的でエレガントな印象。

 

ポケット

ポケットを付けるとカジュアルに寄ってしまうので、僕は「ポケットなし」を選択しました。

どうせ仕事でも使わないですし。

 

イニシャル

イニシャルは小っ恥ずかしいので入れませんでした。

 

まとめ

以上でカスタマイズは終了です!

色々あーだこーだとやっていると、結構時間かかりました。

お店で色々プロに丸投げするともっと短時間で選べるんですが、家でやると色々選び方を調べながらするのでかなり勉強になりました。

オーダーメイドシャツを作るとシャツ選びに詳しくなりますね〜。

ポイントは以下の通り。

  • ノンアイロンなら生地のブランドは「TRAVELER」を選択。
  • シャツの形は「スリムフィット」がおすすめ
  • エリは華奢な人以外はカッタウェイをお試しあれ
  • 基準サイズはバストサイズで選択する
  • サイズ選びは首周りと裄丈が特に重要
  • 時計をする方の手首は、反対の手首+1cm
  • 他にも色々選べて楽しい反面、結構大変

到着が楽しみです。

 

 

到着しました!レビュー記事はこちら

↓ ↓ ↓

鎌倉シャツでノーアイロンシャツをオーダーメイドで作ってみた②実際に来たシャツはこんな感じ