こんにちは!筋トレ薬剤師もみです。
前回、会社のえらい人に「育休とります」宣言をした僕。
「このえらい人をクリアしなければ、実質育休はとれない!」
ということで気合を入れていったのですが、待っていたえらい人はめちゃくちゃ怒っていたのでした。
会議室には、えらい人、その側近、中ボス、小ボス、僕の5人が座り、四面楚歌の中で尋問が始まりました。
今回はその尋問内容がどんなだったか、記録を残しておこうと思います。
ただ、頭まっしろだったので実はあんまり覚えていなくて、全部はとても思い出せません。
その点ご了承ください。
僕はヘタレなのです。
ちなみに僕以外の4人は、「男が育休をとる」なんて聞いたこともないし、そんなことできるなんて知らなかった人たちです。
僕もこの尋問の1ヶ月前まではそうでした。
尋問①「奥さん病気なの?」
みんな「夫婦そろって育休をとる」なんて聞いたこともないので、僕が育休をとらなければならない、何かしらの理由があると思ったようです。
妻が病気などの理由で働けず子育てできる人間がいないため、やむを得ず僕が育休を取るしかない状況なんじゃないか、と。
僕は正直に
「妻は元気です」
と答えました。
まだまだ世間にとっては、「男が育休をとる」というのはやむを得ず行うものという認識なのです。
尋問②「奥さんが働くの?」
奥さんがはたらいて、僕が専業主夫になると思ったようです。
僕は正直に
「妻も育休を1年とります」
と答えました。
(2人とも元気なのに、2人とも休むなんて…。)
と上司達は驚いていたと思います。
尋問③「なんで育休とるの?」
本当のことは言ってはいけない…
僕が育休をとろうと思った1番の理由は、大きな声では言えないのですが
「もっとサッカーの練習がしたい」
でした。
当時の僕はサッカーにハマッていて、休みの日に練習していました。
ですが、やはり仕事をしているとなかなか練習時間が思うように取れません。
そんな大きなストレスを抱えていたなか、男も育休を取れると知り、育休取得を決意しました。
そんな事をバカ正直に会社に伝えると、社会人としてヤバイです。
なので本当の理由は言えませんでした。
ちなみにTwitterで色々な育休パパアカウントをフォローしていますが、こんなしょうもない理由で育休をとった人にはまだ出会えていません。
みんな妻のため、子のためと立派なこころざしを掲げています。
「世の中の育休パパたちは立派だなぁ」
といつも感心しています。
会社に伝えた「2人とも育休を取る理由」
そんなわけで、僕は「なんで2人とも育休をとるの?」と聞かれて
「サッカーの練習がしたいです!」
なんて正直なことは言わずに、
「これからは男も育児の時代だと思ったからです」
ととっさに嘘をつきました。
しかも、
「これからは男も育児の時代だと思ったからです!キリッ!」
ってかっこいい感じではなく、
「えっと…これからは…その…男も育児の時代なんじゃないかと…(吐きそう)」
みたいな感じで、ドモドモと口ごもりながらなんとか口に出した感じです。
いやー、こんなヘタレでも育休とれるんですね。
尋問④「お金はどうするの?」
えらい人は男も育児休業給付金がもらえることを知らなかったようで、
「お金はどうするの?」
と聞いてきました。
(まあ僕も知ったのはつい最近なんですが…)
で、今は雇用保険から育児休業給付金が、
- はじめの6ヶ月間は毎月手取りの67%
- その後6ヶ月間は手取りの50%
もらえるってことを、しどろもどろ説明しました。
みんな知らなかったみたいで、非常に驚いていました。
「67%って、、そんなにもらえへんやろ!?何かの間違いちゃうんか!?」
とえらい人に自信満々に言われたので、僕も不安になってしまい
「え!?いや、ちょっと不安になってきました…。またちょっと調べ直します…。」
みたいな会話をしました。
(もちろんもらえます。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「育休を取る」宣言をすると、色々なえらい人がその理由を聞いてくると思います。
彼らが納得する形で、上手に嘘と建前を並べてください。
間違えても
「サッカーの練習がしたいです!」
みたいなアホなことは言ってはいけませんよ。
「妻のため、産まれてくる子のため精一杯育児に専念したい」的なことを伝えればOKだと思います。
「妻の体調が悪い」的なウソもこの際いいかもしれませんね。
僕はかなり大人の作法(嘘と建前)が苦手な方なので、ほとんどの方は僕よりうまくやれるんじゃないでしょうか。
こんなヘタレで世渡り下手な僕でも6ヶ月間の育休がとれました。
参考になれば幸いです。
次回はついに完結編です。
つづく。
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