大人の発達障害を診断するIQテストを受けてみた

こんにちは!筋トレ薬剤師もみです。

先日、大人の発達障害かどうかを診断してもらうために、病院でIQテストを受けてきました

今日はその体験談です。

「大人の発達障がい」って何?

大人の発達障がいが何かをざっくり言うとこんな感じです。

  • コミュニケーションが苦手(自閉症スペクトラム)
  • 注意力が散漫(ADHD)
  • 読み書き勉強が著しく苦手(学習障がい)

大人の発達障がいの方は周りの人よりうまく仕事ができなかったり、他人とうまくコミュニケーションがとれなかったりするので、大変なこともあるようです。

児童の段階で発達障害の疑いがあるのは6.3%といわれていて、クラスに1〜2人いる計算になります。

「障がい」という言葉が入っているため、悪いイメージがひとり歩きしそうですが、そんなことはありません。

偏見を持ってしまった人は勉強してみましょう。

【Part1】発達障害は“障害”ではない!?「有名人・偉人たちにみる発達障害」



スティーブ・ジョブズも発達障がいだといわれている。

あれ?ぼく大人の発達障がいかも…?

はじめは息子のとっしーぼーての成長過程がちょこっと発達障がいっぽくて、子供の発達障がいについて色々本を読んで調べていました。

ですが、調べれば調べるほど

「あれ?てゆうか子供より自分の方が発達障がいじゃね?」

と思うようになり、子供より自分の方が心配になってきました。

なんかすごい当てはまるんですよね、自閉症スペクトラムの特徴に。

具体的には、

  • 耳から入ってくる情報処理が不得意で、会話についていけなくなることがある
  • 受け身な態度の対人交流
  • 人情に配慮することに疎い

などなど。

実際に検査に行ってみた。

というわけで、実際に検査に行ってきました。

向かったのはいわゆる精神科。

(精神科というとみんな「私は精神病じゃない!」と行って受診しないので、最近の精神科はみんな「心療内科」という看板を掲げています。)

大人の発達障がいは精神科(=心療内科)で診察できます。

IQテストを受けてみた。

今回受けたIQテストは「WAISーⅢ」という検査。

これで自分のIQがわかります。

筋トレ薬剤師もみ

ドキドキ。

受診1回目は問診票(質問が200個!)の記入、心理士による問診を20分くらいして終了でした。

そこから予約を取って、2回目の受診時にテスト。

3回目の受診時に結果発表と医師の説明という流れ。

 

テストから結果発表までは2週間〜1ヶ月くらいかかります。

テストを受けた2回目の時の自己負担は1,820円でした。

1回目、3回目の自己負担額は覚えてないですが、少額だったと思います。

 

IQテスト時間は90分くらいです。

テスト中はずっと心理士さんとマンツーマンで、心理士さんが出した問題に口頭で答えて行きます。

前日緊張してほとんど眠れなかったので、

「めちゃくちゃ睡眠不足で眠たいんですが、この状態でテストを受けて大丈夫でしょうか?結果が左右されたりしないでしょうか?」

と聞いたところ、

「大丈夫です」

とのこと。

診断には影響なさそうです。(診断には結果のバラツキを見るので)

ちなみに、検査の結果だけでは診断できないのであしからず。

IQテスト結果の見方。

結果発表では「心理判定票」という3枚綴りの用紙が渡されました。

試験の結果と、それに基づく医師や心理士の見解が書かれています。

検査結果では、IQ、IQを出すための群指数、群指数を出すための下位検査項目がそれぞれ数値で出されます。

全検査IQは、動作性IQと言語性IQから構成されています。

動作性IQと言語性IQは、4つの群指数から構成されています。

群指数はそれぞれの下位検査項目から構成されています。

 

医師いわく、発達障がいではIQ間、群指数間、下位検査項目間のバラツキが大きくなるとのこと。

例えば4つの群指数のうち、1項目だけガクンと低い数値が出ていたりしていると、発達障がいの疑いになるようです。

で、結果は?

言語性IQと動作性IQにバラツキはなし、動作性IQの方がちょっと高いくらいでした。

動作性IQの方が高い人は、耳から入る情報より目から入る情報の方が得意らしいです。

筋トレ薬剤師もみ

当たってる…。

が、4つある群指数間ではバラツキが発生していました。

知覚統合は他の群指数との差が最大23離れていました。

(健常者では15程度、これが30近くになると離れすぎ。)

 

続いて下位検査項目。

こちらもバラツキがありました。

得意、不得意な項目がはっきりと分かれていました。

群指数間、下位検査項目間で共にバラツキありという結果に。

ただ、そのバラツキ具合が軽度であること、また、全体的に平均より上の数値だったことなどから、発達障がいではないという診断になりました。

医師いわく「発達障がいでは1番大きい項目と1番小さい項目の点数がもっと離れている」とのことでした。

ぼくは得意・不得意の差が他人に比べると大きいものの、発達障がいではないという診断でした。

 

医師「もみさんは得意・不得意の差が大きいから、不得意なことについて自分はできないと思ってしまっているようです。不得意なことも平均くらいできてるから大丈夫ですよ。」

僕「ははぁっ!」

自閉症スペクトラムはグレーに近い

とは言え手放しでは喜べない結果も書かれていました。

AQ(自閉症スペクトラム指数)という検査結果も一緒に出たのですが、こちらはグレーに近いようでした。

診断基準に満たないものの、普通の人よりは自閉症ポイントが高かったのです。

「自閉症スペクトラムの特徴は強くはないようだが、対人関係への苦手意識はお持ちであるようだ」との医師コメントが書かれていました。

筋トレ薬剤師もみ

医師、当たっているよ

まとめ

病院の診断では、若干の自閉症スペクトラム傾向があるものの、それではないという結果になりました。

ただ、個人的には発達障害、特に自閉症スペクトラムはグラデーション状の分布になっていて、生活に支障をきたすかどうかが診断名がつくかつかないかの分かれ道なんじゃないかな〜と思いました。

これを読んでる人の中で、

「自分、発達障害かも…」

と思った人はぜひ病院に足を運んでくださいね。

診断が下りても下りなくても、次の一歩を踏み出すきっかけになると思いますよ。

まずは己を知りましょう。

IQテストっていいね

それにしても、IQテストを受けるというのは貴重な体験でした。

自己分析がめちゃくちゃ捗りますね。

就活生は自己分析どうこう言う前に、全員これ受けたらいいんじゃないでしょうか?

自分の得意・不得意な能力が丸裸にされるので、得意な能力を活かせる仕事を選ぶのにめちゃくちゃ役立ちそうです。

けんすうさんも趣味で毎年IQテストを受けてるようなことをTwitterで言ってましたし、1度受けてみることをオススメします。

ただ、病気の診断以外では保険が使えず自費のようです。